悪い習慣を断ち切る方法。楽に良い習慣を身につける。
6月もまもなく終わり、
2020年も、もう半分が過ぎてしまいました。月日が経つのは、あっという間。
今年のはじめに立てた目標・・・ぜんぜん、やってない方もいるのでは。
読書や勉強、ダイエットなど、ちょっとやっても、なかなか続かないものです。
その反対に、やめたいと思っている悪い習慣は、
体に染みつき、やめる事がホントむずかしいものです。
悪い習慣は強引にやめてしまうと心が悲鳴をあげてしまう・・・
そのため、なぜ悪い習慣が、習慣化されてしまったのか、
原因を知り、きちんと対処することが必要となります。
悪い習慣をやめる方法
そもそも、悪い習慣は、なぜ行ってしまうのか?
それは、ストレスをため込み、心が病気になってしまわないように
自分の体が対処しているからです。
現代を生きる私たちは、イライラや不安、疲れ、人間関係、育児などから
毎日のようにストレスにさらされています。
そのストレスをため込んでしまうと心は壊れてしまうため、
何らかの方法で対処する必要があるのです。
このような仕事や人間関係など様々な場面でストレスを感じたとき、
上手にストレスに対処する方法を「ストレスコーピング」と言います。
過剰なストレスを溜め込むと、
心の病へ陥ってしまう可能性があります。
心身の健康を維持するためにも、
「ストレスコーピング」を正しく身につけ、
日々の生活で活用してみましょう。
悪習慣をやめるには、
「ストレスコーピング」の手段や選択肢を増やすことが有効と言われています。例えば、ダイエットしたいのに甘いものを食べることをやめる事が出来ない・・・
そんな場合には、甘いもの代替えできる選択肢を作ると解決しやすくなります。
例えば、甘いものを食べる代わりに、フルーツを食べる、カロリーのないものを食べるなどの代替アイデアを1つではなく10個ほど考えておくと効果的です。
また、ストレスそのものに対処することも大切です。
ストレスが悪い習慣を作っているのならば、ストレスそのものを生み出しているものと向き合う必要があります。
思考習慣を変えたり、物の捉え方や解釈を変えることが効果的です。

良い行動は、習慣化しにくい。なぜか?
当たり前の事ですが、悪習慣は続くのに、良い行動は長続きしにくい。
勉強、運動、ダイエット、掃除など、続けて習慣化したいと思っている行動を
毎日継続することはとても難しいです。
私も、勉強をしようと思っているにもかかわらず、いつも続かず困っています。
その原因は「自分の管理能力・やる気を過大評価している」からです。
人は何かを習慣化しようと考える時に、毎日10キロのジョギング、毎日3時間勉強などといった大きな目標をたてる傾向があります。
人は、常に自分の管理能力を過大評価する傾向にあるため、
大きな目標を立てても達成できると過信してしまいます。
その結果、面倒になって継続できない・・・
その日の目標を達成できず自信を失ってしまう。といった悪循環に陥ってしまいます。

小さな良い習慣から始めよう!
最初から大きな目標を立ててしまい、
挫折してしまい自信を失ってしまうという悪循環を避けるために、
まずは小さな習慣を身につける事が大切です。
どんな小さなことでも、たやすく目標をクリアすることが出来て
連続記録を途切れさせないほうが習慣化する可能性は高くなります。
例えば、「朝起きたら〜顔を洗い〜歯を磨く」をするというような行動が
ルーティンの場合、朝起きると自動的に洗面所に行くという行動が自動化し、
わざわざ考えることなく行動に移すことが出来るようになります。
悪い習慣を良い習慣へ変えていくには、
一気に変化を求めるのではなく、
小さすぎて失敗するはずがないような行動を毎日繰り返すのが成功の秘訣です。
(これって成功者がみんな言っていること。)
大きな目標に向かう事は大切ですが、
まずは負担にならない程度のものを行っていくことで、
やる気をなくすことなく継続することが出来ます。
負担が大きすぎる目標は、だんだん面倒になってきてしまい、
途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
小さな習慣であれば、ズボラな人でも継続することができ、
知らない間にルーティンとなっているかもしれません。まずは小さな行動から。
こちらの本もおすすめです。
まずは、1週間に1冊のペースで読書をする目標からはじめてみては。