シャネル カメリアである意味
シャネルのモチーフといえば「カメリア」。
なぜ、ガブリエル・シャネルがデザインに「カメリア」を取り込んだのか
日本でいう椿は、赤く派手なイメージですが、
西洋のカメリアは、白で控えめなイメージ。
若きガブリエル 13歳
サラベルナールを演じる「椿姫」に深く感動したのがはじまりとされています。
メンズファッションであるパンツスタイルやジャージ素材などを
レディースのデザインに取り入れることが得意だったガブリエルは、
当時、男性がジャケットの襟にカメリアを挿していたことからヒントを得ました。
それまで男尊女卑であった社会に、
女性にも「オシャレの自由を持ってもらおう」というメッセージも込め、
カメリアをコートのベルトに付けたことが最初と伝えられています。
カメリアは、花の香りが少なく、
女性にも、さりげない自分の香りをまとってもらい、
「いくつになっても魅力的」でいてもらおうという意味も込めて香水も発表。
彼女がシフォンドレスに初めてカメリアを挿した時は、いまから100年前の1923年。
いまでは、ジャケットや生地の刺繍、アクセサリーや時計など
あらゆる商品にシャネルの花=カメリアがデザインされています。
カメリアの花、色が白い夏椿。
日本では、梅雨のこれからが見頃です。

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