やっぱりシャネル メティエダールは凄かった
image from © CHANEL
【これだけ読めばシャネル通】 メティエダール コレクションMetiers d’Art Collection
メティエダール コレクションってなに?
「メティエダール コレクション」とは、公式のコレクションスとは別に年1回の行われるコレクションで、シャネルと縁の深い都市で発表されます。
「メティエダール」とは“芸術的な手仕事”を意味するフランス語です。
そしてシャネルの傘下にある専門アトリエの職人技を讃える称号でもあります。
この卓越した職人技に敬意を表する意味で、カール ラガーフェルドは「メティエダール」をプレタポルテ コレクションとして発表しました。
このメティエダールと称される専門アトリエの職人技が、惜しみなく発揮された「メティエダール」は、毎年世界中のファッション業界から熱い注目を浴びています。
2002 初のシャネル メティエダールショー
2002年、シャネル社はフランスの伝統的なクチュールメゾン5社を傘下に納めます。
その時のメゾンは
- コスチュームジュエリーの「デリュ」
- 羽根・カメリアの「ルマリエ」
- 刺しゅうの「ルサージュ」
- 靴の「マサロ」
- 帽子の「ミッシェル」
これらを集結させてカール・ラガーフェルドは「サテライト・ラブ」と命名しました。
そして2002年にカール・ラガーフェルドの指導のもとで始まった初のメティエダール のコレクションは、「サテライト ラブ」と題されます。
このショーは、シャネルのオートクチュール サロンで披露され、33のルックから構成されていました。
↓この頃のメティエダールは今のものと随分と印象が違いますね
年々と豪華なコレクションとなっていきます😊



その後、毎年1回、行われるようになり、通常のコレクションよりも高価な価格帯のものが並ぶコレクションとして、現在に至るまで 注目を浴び続けています。
今や「メティエダール」は世界中のセレブが出席するなど、常に高い関心が寄せられています。
2004 CHANEL メティエダール ショーを海外で初開催
意外にもメティエダール コレクションのショーを初めて海外で開催した場所は東京なんですね。東京、銀座にオープンしたシャネルの新しいブティックでメティエダールがお披露目されました。
世界各国にある シャネル「メティエダール 」のアトリエ
シャネルは1985年から、シャネルとコレクションを共同製作してきた専門性の高いアトリエを次々と傘下に収めてきました。オートクチュールを支えてきた高度な技術を持つ工房ばかりです。
シャネルの傘下には、数多くのメティエダールや工場が所属しています。、パリだけでなく、スコットランドやイタリアなどほかのヨーロッパ地域にも工房があり、専門分野は多岐にわたります。それぞれのアトリエが最高峰の技術と創造性をシャネルに提供しているのですね。
アトリエの手仕事の伝統を継承しながら、より進化した創造性を引き出すことを目指すシャネル。
そういう目的を果たすため、「アトリエの技術を決してシャネルだけで独占しない」という方針を貫いています。つまり、アトリエがシャネル以外の他のブランドとも自由に仕事をし、そこから生まれる経験や技術が新しいファッションを生み出すんだ、というポリシーに基づいているというわけです。
代表的なアトリエ (chanel metiersdart)
アトリエ「ルサージュ」
刺しゅうのアトリエといえば「ルサージュ」。
1858年創業のミショネを受け継ぎ、1924年に設立されました。
この歴史あるこの「ルサージュ」では、針刺繍 (ア・レギュイ)や、かぎ針刺繍(クロシェ・ドゥ・リュネヴィル)、また特殊な素材を織り込んだツイード生地の手織り物など、ため息が出るほどの美しい作品を作り上げています。
膨大なアーカイブを誇る一方で、常に新しい技術や素材を追究して業界から高い信頼を受けています。

シャネルCHANEL のルサージュ ジャケットが欲しい
2022年1月25日 シャネルのジャケット愛用者の中で非常に人気が高いルサージュ生地。中古市場でも高額取引され高い人気!今日はその爆発的な人気の理由をご紹介。 CHANELジャケットを買おうと考えている方は必見です٩(ˊᗜˋ*)و使い倒しても型崩れが起きない職人による丁寧な神ワザもご紹介
アトリエ「ルマリエ」
羽根飾りや 花細工のアトリエ工房「ルマリエ」
1880年に羽根飾りアトリエとして創業され、その後、花細工にも着手しました。
1960年代にはマドモアゼルシャネルのリクエストを受け、カメリアを生み出しました

(羽根細工の工房「ルマリエ」)
© Chanel
ガブリエルが最愛の人から贈られたという「シャネル」の象徴でもあるカメリアの花
花びらを一枚一枚丁寧にハンドメイド💗↓

ひとつひとつ花びらを丁寧に色付けし形成
気の遠くなる手作業!😱
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アトリエ「ゴッサンス」
ゴッサンスは、彫刻と金細工などを得意とするアトリエ。
1954年にガブリエル ココシャネルと共にビザンチン様式のジュエリーを再現することから始まり、カンボン通り31番地にあるココのアパルトマンに設置してある家具などをデザインしてきました。
メゾン ゴッサンスは、シャネルのメティエダールには2005年に加わり、現在もCHANELに大きく貢献しつづけています

ゴッサンスの技術は、常に正確で厳密。絶妙なバランスを保ち、完璧な仕上げを完成させると言います。。
アトリエ「マサロ」
シューズの老舗アトリエとして知られる「マサロ」
1894年に創業されたオーダーメイドの靴工房「マサロ」。
自分の足の形にぴったりと合う靴を探し求めた顧客たちが、世界中からラペ通りのサロンを訪れてきます。
1957年、創業者の孫であるレイモン・マサロが、あのシャネルを象徴する「ベージュ x ブラックのバイカラー」のスリングバックシューズを作りました。
そして2002年にメティエダールに参加

そして今、パリ郊外のアトリエでは12人の職人が働いているそうです。(2019年調べ。)以外に少ない人数ですよね。

素材のカッティングなど
すべて手作業 😍
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主要なアトリエがアニメで
可愛く描かれています↓😍
おすすめ シャネル メディエダール は何年?
メティエダールコレクションのツイードジャケットやワンピースは、どれもこれも高級感がたっぷりです。
着心地がいいのに重厚感が出るということで当店でもシャネルファンのお客様にとても人気があります。特に使用されているグリポアと呼ばれる宝石のように美しいボタンは、見ていてもうっとり。
個人的には2012PFと2016PFが好きすぎます
ただただ 美しい
まあとにかく見てみてください。
一気に気分が上がりますよ💗😍
▶︎CHANEL 2012 Paris-Bombay メティエダール
2012 Pre Fall Paris Bombeyはこちらで販売中
▶︎CHANEL 2016 Rome in Paris メティエダール
▶︎よみもの;2016 メティエダール Paris in Rome はこちら
シャネル メティエダールを支えるアトリエのインスタ

インスタを見てみるとアトリエの雰囲気や新しい素材など、とっても刺激になるのでぜひcheckしてみてくださ〜い😊
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