シャネルCHANEL のツイードやレザーの値上がりが止まらない?
シャネルCHANEL / 株式の買収で素材の確保
シャネルは、工場やメーカーの株式の取得を強化しています。
2018年にはフランスのHaas、スペインのColomer Lether Group、
2019年はイタリアのSamanta、フランスのDegermannを取得。
ハンドバッグメーカー ( 伊) マビの株式40%、
レザーグッズメーカー ( 伊)レナート・コルティの株式を40%、
テーラリングやランジェリーなどの工房を持つグランディス(仏)の株を34%
といったふうに株式をどんどんと取得しました。
投資額は、ど〜〜んっと 約179億円 !! (1億6900万ドル)😱
やっぱりシャネル、お金もちの会社なのね〜〜〜!
と言いたくなるところですが・・
シャネルの株取得は単なる買収以外の側面も持っているようです
シャネルが可能性をみたプリントのエキゾチックレザーって?
エキゾチックレザーという言葉を聞いたことはあるでしょうか
「牛・馬・羊・豚」などの家畜として飼育された動物の皮革ではなく
ワニやパイソンといった希少動物の皮のことを指します
このエキゾチックレザーに関して、シャネルは倫理的な基準を満たした調達が難しいと
2018年12月に使用の廃止を発表しました
そのこともあり、年々、パイソンなどのレザーの希少性が上がって
ユーズド市場でも高額取引されています
(それ以外の皮でもシャネルのレザーはいつまでも価格が下がりませんね)
「じゃあ、今後どうなんの?もうパイソンレザーとかってなくなるの?!」
と思われた方も多いかと思いますが
シャネルはサマンタという🇮🇹 レザーメーカーの株を取得しています
このサマンタ社には 特殊な技術があり
通常のレザーに爬虫類の革のような模様を印刷して作り上げます
パイソンなどのエキゾチックレザーさながらの美しいプリントレザーを
高品質に仕上げることができるのですね😊
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シャネルCHANELのツイードやレザーにかける思い
シャネルによりますと・・
「長年にわたり ラグジュアリー分野を牽引するためには
伝統的な技術を持つアトリエの存在が不可欠!」
としており
「ただ企業を買収しているのではなく
優良なサプライヤーの存続を守ることが狙い。」
と発言しています。
確かに、ツイードを作る会社が倒産などしてしまったら
『シャネル』のシンボルでもあるツイードジャケットが消えてしまいます。
「そういった事態を避けるため
買収や特定の調達契約を結び手段を取っている。」とし
「1月に投資した3社は、オーナーが引退を考えていたり
事業拡大のために新たな投資先を探したりしていた。」
とのことだそうです。
良好な関係を保ちつつの買収を行い、あの美しい耐久性のある上質ツイードが
多くの職人の手にかけられながら、私たちの手元に届くのですね・・。
( •̀ .̫ •́ )✧
今後のシャネルのレザーやツイードのジャケットたちがどう変化していくのか注目です
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参照:「Conceria Gaiera Giovanni」とは
ミラノから程近いロベッケット・コン・インドゥーノで1946年に創業。
山羊革、シープスキン、牛革などの加工を専門としており、
90年代から多くのクチュールメゾンに素材を供給しています。
10年以上にわたってソフトレザーをシャネルに供給してきた会社です
ニュース引用:FASHION NETWORK